この画面がすること
- 入力元のファイル・シート・見出し行・列を記録
- 条件が厳密に一致した単価・歩掛候補と根拠を表示
- 原価、税抜、税、税込、粗利を分けて計算
- 未解決を分類し、DRAFTと正式版を分離
BEGINNER GUIDE / 7 CHAPTERS
難しい操作を覚える必要はありません。「入れる・確かめる・計算する・提出を判断する」の4つの仕事を、迷わないよう画面では6ステップに分けています。
まず知る
電気工事の明細を読み、材料・労務・下請・経費を同じルールで計算し、提出前の確認漏れを見つける仕事場です。
大切なのは、計算できたことと、提出してよいことを分けることです。
順番に進める
ローカル実案件版では案件フォルダを大きな枠へ入れます。管理者設定済みのクラウド接続版では、Google Drive、OneDrive、SharePointのフォルダ共有URLを貼り付け、同意画面の読取専用権限を確認して「共有フォルダを確認」を押します。システムが主明細候補と比較単価候補に仕分けるので、表・シート・行数・未解析一覧を見てから承認します。
公開デモでは架空の案件が最初から読み込まれています。1ファイル20MB、合計100MB、対応100ファイル、20階層までです。案件情報と明細を原本に照らします。検索と「要確認だけ表示」を使い、空欄や不一致を直します。単価・歩掛の候補は根拠を読み、「採用」か「使わない」を人が選びます。
経費率、工種ごとの丸め、経費の丸め、材料掛率、下請定義、目標調整を入力します。主要金額はワークスペース上部に常に表示されます。
要確認カテゴリから該当ステップや明細行へ移動します。要確認がある間は提出不可の社内確認PDF・Excel、すべて終わった時だけ顧客提出PDF・Excelを出力できます。PDFボタンを押した後は、印刷画面の送信先で「PDFに保存」を選びます。
数字を理解する
数量 × 見積単価。見積単価は「仕入単価 × 材料掛率」で求め、仕入単価と見積単価を別々に表示します。
数量 × 歩掛 × 労務単価。歩掛候補は名称・仕様・単位・施工方法を照合します。
工種ごとに材料と労務を積み上げ、指定単位で丸めた後に合計します。下請計上額もここへ加わります。
3段階方式では共通仮設費、現場管理費、一般管理費を分けます。一本経費を使う場合も方式を画面へ明示します。
原価上乗せ率は原価基準、粗利率は売上基準です。同じ数字でも結果が違うため、どちらかを選びます。
調整なし、値引き行、一般管理費調整を区別します。税抜工事価格を確定してから税を計算します。
値引き行で金額を増やすことや、一般管理費がマイナスになる調整は使用できません。丸める順番も結果に影響します。
言い換えて理解する
13語の見出しを押すと、初心者向けの説明が開きます。
工事に必要な材料・労務・下請・経費を積み上げ、見積金額を組み立てる作業です。
電灯、動力、受変電など、工事をまとまりごとに分けた分類です。
材料1個や1mを施工するために必要な作業量を、人日で表した値です。
材料を仕入れる時の単価です。原価計算に使います。
お客様へ提示する材料単価です。仕入単価と分けて確認します。
仕入単価へ掛けて見積単価を求める倍率です。案件ごとに確認します。
原価を基準に、原価の何%を追加するかを示します。粗利率とは定義が違います。
売上から原価を引いた粗利が、売上の何%かを示す割合です。
現場を共通して支える仮設物や安全設備などに関する経費です。
現場を管理する人員や運営に関する経費です。
会社全体の運営や契約対応など、工事へ間接的にかかる経費です。
計算途中の端数を、決めた単位で切り捨てる処理です。
決めた目標金額へ合わせる調整です。値引き行と一般管理費調整を区別します。
範囲を知る
現在の読込対象はExcel・CSVです。画像だけの図面やスキャンPDFのOCRはできません。
同じ名称でも単位・仕様・数量・工種が違えば結合しません。安い会社を勝手に決定しません。
過去案件の経費率や材料掛率を通常案件へ黙って入れません。案件ごとに担当者が入力します。
見積をメールや他システムへ送信する機能はありません。出力後の提出は担当者が行います。
ブラウザ内の永続保存機能を使いません。画面終了で内容消去となります。
迷いを解消する
入りません。「単価を採用」「歩掛を採用」を押した時だけ反映されます。重複や不一致は候補にもできません。
社内確認版は出力できますが、提出不可の表示と要確認一覧、原価・粗利を含むため顧客へ渡せません。顧客提出版はすべての確認が終わるまで出力できません。PDFは印刷画面で「PDFに保存」を選びます。
同じではありません。上乗せ率は原価基準、粗利率は売上基準です。下請の計上方式でどちらかを明示します。
画面を閉じる前にJSONバックアップを出力し、ローカル実案件版でJSONを復元してください。自動保存からは戻せません。
確定しません。工種・名称・仕様・単位・数量が一致する時だけ比較候補を見せ、明細側で担当者が採否を決めます。
いいえ。Google Drive、OneDrive、SharePointの対応するフォルダ共有URLだけです。ファイル単体URLは使えません。「管理者設定待ち」の場合は接続設定が未完了なので、端末へ案件フォルダを保存して「案件フォルダを選ぶ」を使用してください。
GoogleはDrive読取専用、MicrosoftはDelegated `Files.Read.All`だけを使用します。会社管理者が承認した専用アカウントだけで使い、書込権限、想定外のアカウント・権限が表示された場合は許可せず中止してください。アプリは貼り付けたフォルダ配下だけを取得し、refresh tokenは要求しません。
症状から戻る
拡張子、20MB以下、見出しに名称・数量・単位があるかを確認します。数式は計算せず表示値だけを読みます。
ワークスペース上部の要確認件数を確認し、カテゴリから該当ステップへ移動します。明細は行リンクで直接開けます。
計算条件の未入力、0円単価、負の値、目標調整を確認します。エンジンエラー時はDRAFTも止まります。
「管理者設定待ち」なら端末フォルダへ切り替えます。403は権限不足、404は対象が見つからない可能性があります。会社指定アカウント、フォルダURL、共有権限を確認します。MicrosoftでポップアップやSPA redirectのエラーが出た場合は、固定Tenant IDと `localhost:4703/oauth/microsoft/callback` の登録を管理者へ確認します。2分を超える場合は中止してフォルダを分けます。
ローカル版の「JSONでバックアップ」を実行し、保存ファイルを実際に確認してから画面を閉じます。JSONは顧客名・原価・商社候補・歩掛を含む平文の機密ファイルです。承認済みの暗号化保管先へ移し、ダウンロードフォルダや個人同期先に残さないでください。
架空デモで、候補を採用せずに確認する流れと提出不可理由の直し方を試してください。